トマトが筋トレ後の疲労回復と老化防止に貢献!!??(科学的根拠有り)
トマトは健康食品のである、ということは皆さんご存じかと思います。
そんなトマトが、運動後と老化に効果があるとの研究があったので紹介していきます。
結論
トマトによって筋肉の回復とダメージの緩和が起こる。
また、体内の炎症を抑える効果がある
研究
今回の研究は、ギリシャ総合科学研究所の実験になります。
実験の対象者は15名のアスリートになります。
全員を以下の2グループに分けて、2ヶ月の経過を見ました。
1・運動後にトマトジュースを飲む
2・市販のスポーツドリンクを飲む
結果
2のトマトジュースを飲んだグループは、
・CPKが迅速に下がった(=筋肉の疲労が素早く回復した)
・LDHがすぐに元の数値に戻った(=筋肉のダメージがすぐに修復された)
つまり、運動による疲労とダメージが回復したわけです。
また、
・C反応性タンパク質が低下した(=全身の炎症レベルが下がった)
この効用は、トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用のおかげだそうです。
結論
トマトによって筋肉の回復とダメージの緩和が起こる。
また、体内の炎症を抑える効果がある
一個人の見解
トマトによって筋肉の疲労度が減少するのは、筋トレ好きの皆様にとって朗報なのではないでしょうか?
毎日、筋トレ運動後にトマト摂取を欠かさないようにしたいですね!
また、健康食と一般に言われている分、体内の炎症にも効果があるのは、重要だと思います。
炎症が多いと老化につながってしまいますからね!
そういった意味で、トマトは私たちの体に恩恵の深い食べものです!
参考文献
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23291317
https://yuchrszk.blogspot.com/
オレンジジュースを飲むことでも頭が良くなる!!??(科学的根拠有り)
以前にチェリー・ブルーベリーが頭を良くする・記憶力を向上させるなどの記事を書きました。
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今回は飲むことで、頭がよくなるという研究がありましたので紹介していきます。
結論
オレンジジュースで頭が良くなる
研究
今回の研究はレディング大学が行ったものになります。
脳に異常がない健康体の男性24名(年齢は30~65歳)を対象にしたものです。
フラボノイドが健康体の人にも効果があるのか調べました。
つまり、
「オレンジジュースが頭を良くするのか」調べたんですね。
実験では、参加者の半分に1日240mlのオレンジジュースを飲んでもらい、その後で全員に認知テストを行ったそうです。
結果
オレンジジュースを飲んだグループは、
・脳の実行機能(複雑な思考や行動を扱う脳の機能)が向上した
・事務処理のスピードや正確さが向上した
といった違いが顕著に表れたそうです。
ちなみに、この結果は6時間後まで続いたそうなので、お昼休憩などの時に100%オレンジジュースを飲むと仕事終わりまで、効果が保てそうですね。
結論
オレンジジュースで頭が良くなる
一個人の見解
今回の研究は健康体の方に効果があったので、普段の生活に生かせそうですね。
ちまたのオレンジジュースなどは、砂糖や人工甘味料などが多く含まれているのが多いので、やっぱりフルーツは生で食べることをおすすめします。
集中したい時や、正確な作業を行いたい時は、オレンジを食べてみてはいかがでしょうか。
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参考文献
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=26482148
アンチエイジングの最重要なポイントとは?!(科学的根拠有り)
みなさん、老化が加速する原因になっている体内での現象は何でしょうか??
加齢とともに必然的に、筋肉が衰え、顔にしわが出ていくと思っていませんか?
みなさんの周りに、60・70・80代なのに生き生きとワカワカしく過ごしている方がいると思います。
その人と、老いが早い方との相違点は何でしょうか?
結論
体内の炎症によって老化が加速する
研究
今回の研究は、慶応大学とニューキャッスル大学の共同研究になります。対象は日本に住む1554人のご長寿の方になります。
そのご長寿な方を4つのグループに分けました。
1・高齢者:85~99歳
2:ご長寿:100~104歳
3:セミナー超ご長寿:105~109歳
4:スーパーご長寿:110歳以上
そして、その長生きの秘訣(代謝機能や肝機能・腎機能・細胞の劣化・テロメア)を調べました。
つまり、老化していくにつれて衰えていく身体の状態がどうなっているのか調査したわけです。
結果
・体内の炎症が老化のトップの原因
・テロメアは二番目の原因
・炎症と比較すると、肝臓や腎臓の機能、糖代謝、脂質代謝、免疫細胞の老化はほとんど影響がない
・炎症がない高齢者ほど健康寿命が長い
研究者いわく
「慢性炎症が老化に関わっていることは、昔からよくしられていた。ただし、炎症が老化を進める原因だと確認されたのはごく最近のこと。
個音階の研究により体内の炎症レベルを見れば老化のスピードが予測できることが判明した。これらのデータは、健康的に年をとるにはは「炎症対策」が最も大事であることを示している。」
と示唆しています。
体内の「炎症」が老化を進めているのですね。
結論
体内の炎症によって老化が加速する
一個人の見解
「体内での炎症」によって老化が進むのですね。
炎症の生じる原因として、ストレスや肥満、外傷などがあります。
ストレスや肥満に対してはエクササイズや筋トレ、ストレス対策によって、対処することが出来るので、ぜひ体内の炎症を減らし、健康な100年時代を過ごしていきましょう!!
ストレス対策として
運動です!!
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今週のお題「理想の老後」
参考文献
「最高の体調 」
著者:鈴木 祐
タマネギ・ネギで79%も発症リスクが減る!!?(科学的根拠有り)
日本人の3人に1人がガンになると言われるほど、日本人の私たちにとって身近な癌。
日本人の死因の上位に食い込んでいますね。
では、私たちは癌にかかる運命から逃れられないのでしょうか??
今回は私たちにとって朗報なある食材を食べることによって癌にかかりにくくなる、という研究があるので紹介していきます。
結論
ネギ類の野菜を食べれば食べるほど癌の予防効果が高まる
研究
今回の研究は中国医科大学が行った研究になります。
実験の参加者は
1・大腸癌にかかった経験のある患者さん833人
2・健康体の人833人
になります。
そして、
全員の食習慣をインタビューした観察研究をおこないました。
結果
男女を問わず
・ネギ類の野菜をよく食べる人ほど、ほとんど食べない人と比べて79%も大腸癌の発症リスクが低い。
ちなみにネギ類の野菜で特に効果があったのが
・にんにく
・タマネギ
・長ネギ
・わなげ
だそうです。
研究チームいわく
・フラボノール
・有機硫黄化合物
の成分が癌予防に効果を示しているのではないかと示唆しています。
さらに、この研究のポイントは
「全体的なデータには、特筆津べきトレンドが確認された。
それはネギ科野菜の摂取量が増えるほど、癌の予防効果は高まるという点だ。」
と示唆しています。
結論
ネギ類の野菜を食べれば食べるほど癌の予防効果が高まる
一個人の見解
ちなみに、大腸癌は加工食品を食べることで跳ね上がることがWHO(世界健康機関)でも大々的に取り上げられているので摂取は控えた方が良さそうですね。
タマネギ・ネギは身近な食材なので
大腸癌の発症リスクを下げれるのなら食べないわけはないですね。
自分も毎日タマネギをいただいています。(感謝です)
なので、一週間の献立にタマネギ・ネギなどを取り入れて、癌対策をしていってはどうでしょうか。
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参考文献
飲むと頭が良くなるのはチェリージュース!!??(科学的根拠あり)
ブルーベリーが脳内の神経伝達物質(BDNF)の連結を強化することで、記憶力が向上したりすることは当ブログでも以前書かせていただきました。
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今回は、チェリージュースが頭を良くするという研究がありますので紹介していきます。
結論
チェリージュースは脳に効果あり
研究
今回の研究はウーロンゴン大学が行ったものになります。
軽度の認知症を持つ高齢の方49名を対象にしたものです。
そして、参加者を2つのグループにわけました。
1・1日200mlのチェリージュースを飲む
2・いつも通りの生活(比較対照群)
期間は12週間だったそうです。
結果
1のチェリージュースを飲んだグループは
・話し方が流ちょうになった
・長期的な記憶が向上した
との結果が出たそうです。
その理由として、チェリーにはブルーベリーと同様のアントシアンを含有しているので、脳に効果があるそうです。
「アントシアニン」とは。ポリフェノルの一種で、赤・青・紫の色素になります。
結論
チェリージュースは脳に効果あり
一個人の見解
ブルーベリーやチェリーなど、色が豊か(赤・青・紫)のものは私たちの脳の機能を向上させてくれるのは、手軽においしく食べれるので一石二鳥ですね。
これら「スーパーフルーツ」は、ジュースではなく、生で食べた方が食物繊維などが摂取できて良さそうです。
朝食にヨーグルトと一緒に摂取してみてはどうでしょうか。
参考文献
コーヒーで寿命がのび、自殺も減る!!???(科学的根拠有り)
皆さん、コーヒーを飲んでいますか?
コーヒーが血圧を低下させてくれたり、集中力を上げてくれたりと何かと私たちに恩恵を与えてくれるコーヒーのさらに、すごい効果が研究で示唆されているので紹介します。
結論
一日1~5杯コーヒーによって早死にのリスクが下がる
研究
これは、ハーバード大学の研究になります。イギリスの国民保険サービスを使った研究で、208501人の男女を30年渡って追いかけた膨大なデータからになります。
このデータから、全員の普段のコーヒー摂取量を抜き出した上で、タバコや飲酒・運動量などといった要素をコントロールして調査したところ
結果
・1日1~5杯のコーヒーで、早期死亡率がハッキリと減少
・特にコーヒーは、以下の病気の死亡率を減少させる
1・糖尿病
2・心疾患
3・神経変性疾患(アルツハイマー病やパーキンソン病・ALSなど)
4・自殺
とのことです。
研究者いわく
「コーヒーに含まれる生理活性物質には、インスリン抵抗性を改善し、全身の炎症を食い止める効果がある。こういった作用が、コーヒーで寿命が伸びる要因になっているのだろう。」
また、
「毎日のコーヒー習慣は、健康的でバランスの良い食事の一部になり得る。とはいえ、妊娠中の女性や子供などは、カフェインの取り過ぎには注意すべきだろう。」
とのことです。
結論
1日1~5杯のコーヒーで早死のリスクが下がる
一個人の見解
コーヒーは神経の伝達物質の働きを促してくれたりするので、
今後高齢社会になる日本にとって、アルツハイマーに効果があるというのは朗報だと思います。
是非、コーヒーの習慣を自分の体と相談しながら取り入れていきましょう。
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参考文献
https://www.ahajournals.org/doi/full/10.1161/CIRCULATIONAHA.115.017341
ちょっとした自宅筋トレで総死亡率が23%も減少する!!?(科学的根拠有り)
現代は、人生100年時代と言われる時代ですよね。
健康寿命を伸ばして、人生の最後まで生き生きと過ごせるのが望ましいと考える方が多いのではないでしょうか?
今回は、早期の死亡リスクが激減するという研究があったので紹介します。
結論
軽めの筋トレで死亡率は激減する。
研究
この実験はシドニー大学が行った研究になります。
HSEやSHS等のデータセットを用いて、80306人分の死亡リスクと筋トレの関係を調べたコホート研究になります。
研究者がこの研究を行った経緯は、
筋トレは、高齢者が身体機能を維持するためのエクササイズとして注目されてきた。しかし、一方では筋トレが死亡率に与える影響を調べた研究はほとんどない。今回の研究では、筋肉の発達を宇名がすエクササイズが、ジョギングやサイクリングのような有酸素運動と同じぐらい重要なものかを調べた。
そうです。
結果
・どんな種類の筋トレでも、筋肉を鍛えることにより総死亡率が23%下がり、ガンの死亡率も31%低下する
・ダンベルやバーベルなどの器具を使わず、自重トレーニングでも、義務と同じレベルのメリットが得られる
・WHOの推奨レベル(週2日の筋トレ)を行うだけでも、ガンに関する死亡率が下がる。
・筋トレと有酸素運動を一緒にこなすことは、有酸素運動のみのと比べると断然総死亡率が激減した。
つまり、腕立てやスクワットなど、自宅で手軽にできる筋トレで、死亡リスクが下がる。ということがわかります。
結論
研究者いわく、
筋トレと効くと多くの人はハードなトレーニングを想像してまう。
しかし、実際はそこまでする必要性はない。
実際は腕立て伏せや腹筋、ランジのような定番のエクササイズを自宅や公園でするだけでも、はるかに多くのメリットを得ることが出来る。
今回の研究でその事実が判明しただけでも、朗報だろう。
だそうです。
ですので、週2回ぐらいのペースで簡単な筋トレをすることが、死亡リスクを下げ、多くのメリットを与えてくれることになります。
ちなみに、WHOのガイドライン(筋トレ・運動)では、
・スクワット
・腕立て伏せ
・懸垂
・ランジ
・シットアップ
等を週2回程度することが推奨されています。
自宅でいきなりや、一人でいきなり始めるのは、
出来なさそうだという方は、ジムなどで正しい方法を学んでから習慣化していきませんか。
参考文献
https://academic.oup.com/aje/article/187/5/1102/4582884