完璧主義な考え方は、不安症のもと!!??
勉強・筋トレ・仕事のスケジュールを細かくたて、それが実行できず、出来ない自分に対してさらに厳しい条件のスケジュールを課す。
そしてまた失敗して、「自分はだめなやつだ」と自己嫌悪や現実逃避をしていませんか?
そんな、「常に完璧でなければ気が休まらない」完璧主義者になっていませんか?
そんな「完璧主義者」ではなく「最善主義者」を目指すことを、今回は研究から紹介していきます。
逆境を乗り越えることが出来るのは、「最善主義者」です。
結論
失敗を何度しても柔軟性があり、冷静さを維持できる「最善主義者」が良い。
研究
ケント大学(イギリス)のクラウディア・ベッカー博士による研究です。
サッカー、バレーボール、陸上など様々なスポーツのアスリート535人を、性格テストなどによって、調査しました。
結果
「完璧主義」のアスリートほど、不満を抱えていることが判明しました。
この研究結果について、シャハー博士はこう語っています。
「完璧主義者にとって大事なことは、ゴールに到達することだけです。そこへ至るプロセスはどうでもいいのです。目標への旅は、望む場所へ達するために超えなければならない障害物の連続でしかありません。(中略)最善主義者の場合、完璧主義者と同じくらいの強い願望を抱くこともありますが、目標へと至る工程をも重視します。完璧主義者と違って、目標達成にこだわるあまりじんせいのほかのものが見えなくなってしますということはありません。」
完璧主義者は失敗を許さないため、失敗するとすぐに感情的になって落ち込みます。一方、最善主義者は、失敗しても柔軟性があるため、冷静さを維持して、努力を積み重ねることが出来ます。
「完璧でなければならない」と考えず、柔軟な姿勢で、目の前の行動にベストを尽くすことに集中しましょう。
一個人の見解
完璧主義になってよいことは何一つないと思います。
結局今自分たちが行っていることが正解なのか不正解なのかは、振り返ってしかわからないと思います。
人生には、人との出会いなど自分が内面的に変わる、点がいくつも存在します。
そんな未来の不安を恐れていても何も始まらないので、今を一生懸命生きようと思いいます。
以上最近感じていることでした。
参考文献
逆境を突破する技術 「折れない心」を科学的に習得する極意 (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 児玉光雄
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/08/17
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