google-site-verification: google4d6a92ed880fee3a.html

〜癒し猫〜@療法士

科学的根拠に基づいた情報発信をしていきます!

語彙力を上げるだけで、ストレスは激減する!!??(科学的根拠有り)

f:id:futureofPT:20190724133114j:plain


皆さん、自分のなかにわいてきた負の感情(ストレス)を言葉で表現することは出来ていますか?

 

 

 

ストレスを感じたときにその感情を表現することでストレスが激減することが示されている本「感情はいかに作られるか」があるので、その研究と内容を紹介します。

 

 

 

結論

語彙力を増やすことで、

自分と他人の感情がよく理解できる

自分の感情をコントロール出来る

 

 

 

この本の著者は、ノースイースタン大学の心理学教授で、感情の研究について行っている人物になります。

 

この本で用いられているストレス対策として「感情の知性」を上げるというものがあります。

 

その方法は

 

1・感情の粒度を上げる

 

感情の粒度とは、「自分の感情をどこまで詳しく表現できるか?」ということです。

 

例えば、

 

・粒度が低い=気分の善し悪しを、「気分が良い」・「気分が悪い」の二択で判断してしまうこと

 

・粒度が高い=「まるで、曇天の中に舞う鳥のようだ」など細かく自分の感情を説明できること

 

といった感じになります。

 

博士が言うことに

 

「素晴らしい」という感情をさらに細かく分類できれば(幸福・満足・リラックス・喜び・希望・興味深い・誇りに満ちた・愛らしい・祝福だなど)、そして「ひどい」という感情を細かく分類できれば(怒り・悩む・警戒・嫌悪・不機嫌・後悔・屈辱・不安・憤慨・怖い・妬みなど)、あなたの脳波、目の前の状況をより性格に理解し、性格にカテゴライズ出来る。

その結果、あなたはより柔軟で建設的な反応が出来るのだ。

 

 

と示唆しています。

 

「感情知性」を得る鍵は、感情に対する新たな考え方を手に入れ、自分の感情への感覚を磨き上げることだ。

 

また、

感情の粒度が高い一は、人生の満足度が高まるだけではない。様々な研究によれば、自分の深いな感情を細かく区別出来る人は、そうでない人と比べて30%も感情のコントロールが得意で、ストレスが大きい状況でも飲酒に逃げたりせず、自分を傷つけた相手に攻撃的な対応をとることもない。

 

 

 

2・ボキャブラリーを増やす

 

感情の粒度を上げる方法について、パレット博士は

 

おそらく、メンタルヘルスを養うためにボキャブラリーを増やそうと考えたことがある人は少ないだろう。しかし、これは神経科学的に十分な意味がある。「単語」はあなたの脳に新たな概念の種を植え付ける。そこからsだった概念は、あなたに予測能力を与えてくれる。予測力はあなたの体が必要とするエネルギー量を調整してくれる。そして、調整された体のエネルギーは、あなたがどう感じるのかを決める。

 

より多くのボキャブラリーを磨き上げるほど、あなたの脳がエネルギーを予測する能力は高くなる。実際の研究データを見ても、感情の粒度が高い人ほど病気にならない傾向があり、病気になっても回復までの時間が短い。

 

 

 

 

 

つまり、ボキャブラリーを増やすと、感情のコントロールがうまくなり、ストレスを回避することが出来るわけです。

 

 

 

 

結論

語彙力を増やすことで、

自分と他人の感情がよく理解できる

自分の感情をコントロール出来る

 

 

 

 

 

 

 

一個人の見解

 

自分の感情に対して、その感情を言葉として細かく表現するには、語彙力が最も大切だと感じました。

このことをすることによって、一歩自分を引いてみることができ、自己コントロール能力の向上につながると思うので、日々本を読んで言葉を学んでいきたいと考えます。

 

 今回の研究で示唆されているように、ボキャブラリーは感情コントロールにとても重要になるので、

語彙力を増やすための本を紹介します。

 

 

 

 

 
人気ブログランキング  

 

 

 

 

参考文献