google-site-verification: google4d6a92ed880fee3a.html

〜癒し猫〜@療法士

科学的根拠に基づいた情報発信をしていきます!

高負荷トレーニングと有酸素運動はどっちが痩せる??!!(科学的根拠有り)

f:id:futureofPT:20190719115735j:plain

shujiのブログでよく出てくる短時間で代謝も上がり、痩せるHIIT。

 

「HIIT」のメリットは、とにかくきついけど短時間(4分~)で健康的な身体を作れることですね。

 

今回は、そんなHIIT等の高負荷トレーニングVS通常の有酸素トレーニング(ランニングなど)はどっちが、痩せるのかについて紹介していきます。

 

 

 

結論

 

ダイエットが目的の場合:短時間で終わらせたい方はHIITやSITがおすすめ。

ツラメの運動が苦手な方は有酸素運動

 

健康な体を作りたい場合:HIITやSITがおすすめ

 

 

 

 

 

 

 

 

研究

今回の研究は、HIITとSIT(高負荷トレーニング)とダイエットに関連するデータ28件を精査したメタ分析になっています。

実験のの対象者は837人と質が高そうです。

 

 

今回の比較したエクササイズ方法は以下の3つ

 

1・HIIT(高強度インターバルトレーニング):最大酸素摂取量80~100%ぐらいのツラメの負荷の運動を60~240秒ほど行い、間に休憩を挟む

 

 

2・SIT(スプリントインターバルトレーニング):最大酸素摂取量の100%ぐらいの超ツラメ運動を1セット8~30秒ほど行い、その間に休憩を挟む

 

 

3・MICT(中負荷の持続的なトレーニング):最大酸素摂取量の40~59%ぐらいの負荷の軽い運動を20~60ほどつづけて行う

 

ちなみに、この研究では、運動による消費カロリーは同等に調整されました。

 

 

ですので、12週間で同じ消費カロリーの場合どの手法が最も効果が見られたのかを見ています。

 

 

 

 

 

結果

 

・どのエクササイズ方法でも体重の減り方は同じ

 

・男女の差や、年齢の差も関係なく、どちらもカロリーが減った分だけ痩せる

 

 

と当然の結果がでました。

具体的な数字としては、

   1.26~1.48%の体脂肪減少

   0.91~1.38kgの体重減少

だったそうです。

 

 

 

 

しかし、HIITやSITは体内の老化防止効果が高い

 

ダエットの要素では、HIITも通常の運動も差はないのですが、

2015年に行われたメタ分析では、興味深い結果が出ています。

 

この研究は過去に行われたエクササイズ研究から162件を精査して、

「高負荷トレーニングと有酸素運動の違い」を調べたものになります。

 

 

 

結果

・HIIT系のトレーニングは有酸素運動と比較して

 

インスリンを減少させやすい

血中の脂質を改善してくれる

体内の炎症マーカーを減らす

 

つまり、体内の老化を防ぐ効果があったそうです。

 

 

 

 

 

結論

 

ダイエットが目的の場合:短時間で終わらせたい方はHIITやSITがおすすめ。

ツラメの運動が苦手な方は有酸素運動

 

健康な体を作りたい場合:HIITやSITがおすすめ

 

 

 

 

 

 

 

一個人の見解

 

消費カロリーが同じである場合は、体重の減少としてHIITも有酸素運動を変わらないことは、当然のことですが、

その後の基礎代謝・日常生活での代謝活動に違いが出るのだと思います。

 

人は、30歳あたりを境に代謝活動が低下していき痩せにくく、消費カロリーが増えにくくなってしまいます。

ですので、日々の活動の消費カロリーを増加させてくれるHIITが個人的にはおすすめですね。

 

短時間で終わりますし、何しろ器具などがいらず、老化防止に役立つので恩恵が深いです。

 

 

過去にHIITについて書いたものがあるのでリンクを出しておきます。

 

 

 

10rehabilitationsptjapan.hateblo.jp

 

 

 

 

 

 


人気ブログランキング

 

 

 

 

参考文献

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28513103

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4429709/

https://yuchrszk.blogspot.com/